JUY-559 一色桃子 夫の友人にレオタード姿を褒められた一言で理性が揺れ、何年ぶりかに女へ戻っていく人妻の長い午後
一色桃子は、夫の友人にレオタード姿を褒められた。たった一言だった。それだけで、彼女の中の何かが動き出す。 何年も、女として褒められた記憶がなかった。妻として、母として、そういう言葉だけを受け取ってきた。 溜まっていた欲望は、暴走という言葉が似合う勢いで噴き出した。レオタードの上から触れられるだけで、腰が浮く。 夫は隣の部屋にいる。彼女は声を殺すことも忘れて、身体のほうを選んだ。 翌日、レオタードは丁寧に畳まれていた。彼女はそれを、しばらく捨てられずにいる。夫の友人は、それきり何も言わない。言葉にしない約束が増えた。